漫画制作事例

ネジザウルス

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特殊プライヤーネジザウルス!

すっかり有名になったモンスターヒット商品「ネジザウルス」は、ご相談いただいた時点ですでにヒット商品でして、後追い類似商品との差別化のため、キャラクターでイメージをつけたいということと、普通のペンチにしか見えないため、キャラクターを使って商品の特長を訴求する漫画を作りたいというご依頼でした。

「一家に一本!」から生まれた「ウルス君」

当時、株式会社エンジニアさんにはBtoBのプロ向けの専用工具や治具を製造から「一家に一本ネジザウルス」のスローガンに家庭向けの工具の販売にチカラを入れたいというご希望がありました。ただ、女性は工具にあまり興味を持たないだろうと思ったので、初稿は男性が好きそうな形を意識していました。

いろいろなウルス

目の位置がNGのA案

悪くはないけどのB案

一度これで行こうのC案

ところが「一家に一本」ということで、女性社員さんのご意見を重視すると「可愛くない」ということでC案は土壇場でボツになりました。3案の中で女性陣があえて選ぶならA案ということで、再提案したのがこちらです。

 

A-1案

A-2案

A-3案

方向性が一転したので、一度決まったテイストも引きずりつつ女性にもウケるキャラクター案を出したつもりでしたがダメでした。しかし、あえて言うならA-1案ということになったので「目が怖いと」という点を修正し再提案したのがこちらです。

ウルス決定稿

本格的なキャラクターの開発はこの時が初めてだったので、最終的に採用されるイメージは1点ですが、お客さんに気に入ってもらえる形にたどり着くまでに、まぁまぁ大変だということがわかりました。ちなみに、ご紹介した絵までにもラフ画が存在します。まったく使えないような絵もありますが、まぁまぁ大変でした。(^^;)

ヤタロウ
ヤタロウ
いろいろありましたけど、最終案で良かったです。複雑な形だと漫画に描く時に絵が狂ったり、もっと大変だったと思うので…。

4コマ漫画

その後

私たちがご依頼をいただいた2009年時点で6年間の累計販売数が56万本で、工具としてはこれだけでもヒット商品だそうです。その後順調に売上をのばし2017年の時点で330万本は販売されています。キャラクターがどれだけの貢献をしたかを数値化することはできていませんが、お客さんからは効果はあったとご好評いただいております。

自社の経験でも、地元の産業フェアに来てくれる子どもさんがグッズをあげると喜んでくれているので、子どもウケは良いことはわかっています。いろいろなことを試しながら、制作だけでなくもっとお役に立てるサービスを提供できるようになりたいと考えています。

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ヤタロウ
通りすがりの漫画描きのヤタロウです。漫画制作のことならなんでもご相談承ります!どうぞ、よろしくお願いします!!
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ここ数年で広告漫画ますます身近な手段になっている一方で、漫画でPRを「いいね!」と思っても「相談できる人は身近にはいない」という声も耳にします。
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