定期代との精算がややこしい
社長 こんにちは。
交通費のことで困っています。
中川 どんなことですか?
社長 営業は主に公共の交通機関を使って移動します。それで事後に交通費の実費を請求させています。
ところが、それが正しいかどうかを上司がチェックできません。
中川 どうしてチェックできないのですか?
社長 10人の部下の細かな交通費を調べるような時間はありません。だからノーチェックなのです。経理もお手上げ状態です。
中川 チェックする時間がもったいないですね。
社長 それをいいことに交通費を不正申請しているらしいのです。
中川 ありえますね。
社長 もう一つ問題なのは会社は定期代を通勤費として払っています。
その区間の交通費の申請をすると二重払いになります。これも把握が難しいのです。
中川 いろいろ問題が起こるものですね。
社長 なにかいい方法はありませんか?
中川 交通費精算システムを使ったらどうですか?
社長 交通費精算システムはソフトですか?
中川 ASPが主流ですがソフトもあるでしょう。
しかし、交通料金の更新などが必要なのでASPがいいと思います。
社長 ASPとな何ですか?
中川 ビジネス用のアプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客にレンタルする事業者のことです。ネットに接続できる環境であればソフトなしで交通費が精算できるのです。
社長 へえ、そんな時代なのですか。
中川 営業マンも交通費の精算は面倒なものです。メモをするかネットで検索して料金を確認します。まして、定期代と重複する区間は複雑になります。
社長 そうですね。
中川 で、交通費精算システムを使えば、営業マンが交通区間を入力するだけで自動的に交通費を計算してくれます。営業マンは助かります。
社長 でも、定期代はどうですか?
中川 定期代は除いて計算してくれます。
社長 へえ、そうなっているのですか。便利ですね。
中川 これだと不正も起きにくいし、手間が省けて人件費の節約になります。
社長 その交通費精算システムはどうすれば使えるようになりますか?
中川 「交通費精算システム」とネット検索してください。複数の業者があることがわかります。自社にあった業者を選ぶことです。
社長 早速検討します。
営業マンの残業時間に交通費の精算が多くなっていることがあります。
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