集客のための備忘録

これまでの広告で犯していた
2つの間違い  

これまでに「お客さんはわかりやすいものを好み、混乱を嫌う」ことが、わかった。
そして、私たちがこれまで出していた広告で気づいた、2つの間違いの備忘録。

1.専門用語や横文字を多く使うこと

「CTR」「コンバージョン」「エンゲージメント」「コホート分析」…
この言葉、実のところ、あまり意味がわかってない。「わかってないならマーケター失格」って考える人もいるけど、大切なのは相手に伝わっているかどうか。特にビジネス用語をアルファベット3文字で言うDAI語みたいなやつは本当にわからない。

A
A
「広告の平均CVRを上げます」
B
B
「CVRって何ですか?」
A
A
「コンバージョン率です」
B
B
「コンバージョンって何ですか?」

…日本語で伝えたほうがわかりやすい。

2.自分の威厳をドヤ顔で語ること

「創業20年の実績がある漫画制作会社です!」
「プロの技術を持った漫画のスペシャリストがあなたの会社の漫画を作ります!」…

お客さんからしたら「…で?」という反応。
立場を入れ替えて、そう言われて仕事を頼もうと思うだろうか?
お客さんにとってはどれも「雑音」で、混乱しないようにと避けられるだろう。

私たちの広告に見つかった2つの間違いを克服するには?

その答えが「ストーリー・ブランド・フレームワーク」 でした。
「ストーリー・ブランド・フレームワーク」とは、商品や会社の魅力をお客さんにわかりやすく伝えて売り上げを倍増させる「売れる物語の型」の事。

私たちは漫画の制作会なので「物語」については感心があったのでこの本に出合えた。
分かりやすいものを好み混乱を嫌う、人間の脳には、物語にして情報を整理して伝える物語は効果的。分かりやすい物語を構成するいくつかの要素の中で特に大事こと。

自分ではなくお客さんを主人公にする

「ストーリーブランド戦略」の著者、ドナルド・ ミラーさんが伝える
企業が果たすべき役割とは。

ドナルド・ミラー
ドナルド・ミラー
私が教えるのは、企業のストーリーを伝える方法ではない。
お客さんは普通、企業の物語に感心はなく、自分のことを気にかけている。
物語の主人公は企業でもなく、商品やサービスでもない。
主人公はお客さんなのだ。
企業がやるべきことは、お客さんの物語を作り彼らを物語に招き入れ、自社の商品やサービスに注目してもらうことだ。
(「ストーリーブランド戦略」より引用)

私たちの間違いの原因は「会社や商品の物語」を語っていたこと。そうではなく、伝えるのは「お客さんの物語」であると。
自分語りでお客さんを置いてけぼりにしてしまっている。お客さんの物語にどう私たちが参加できるか、お客さんのことを中心に考えるということが大事ということを完全に体に染み込ませよう。

長いくなるので「つづく」

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ヤタロウ
通りすがりの漫画描きのヤタロウです。漫画制作のことならなんでもご相談承ります!どうぞ、よろしくお願いします!!