☆著作権の譲渡はいたしかねます
☆著作権譲渡しなくても著作物の利用は可能です
☆揉めないための方法
著作権とは何か
著作権は著作者の権利、生命線です。
画屋は著作者の権利を守ります。
譲渡しなくても使えます。
著作権の譲渡してほしいという依頼があります。
限りなくゼロに近くなっていますが無償譲渡の相談もございます。
無償ボランティア活動ではないので丁重にお断りしております。
そもそも、なぜ権利譲渡を求められるのか?
理由は大体以下の2点です。
1.お金の問題
2.著作物利用上の問題
お金の問題は、ご利用分の対価をお支払いいただくだけなので、問題ではないと思いますが、できればお金を払いたくないという心情は理解できます。クライアント様のご負担と制作者の生活のバランスを考え、合理的なご提案を心がけております。
次に利用上の問題ですが、ご存じの通り、著作権を譲渡しなくても著作物は利用可能です。
ご依頼いただいて制作したキャラクターや漫画を様々な形で利用し効果を上げていただくことは私たちも願っています。利用の範囲とそれ対価を明確にすれば、権利を譲渡する必要はないと考えています。
逆に、著作権を譲渡しまうとややこしいこともございます。譲渡されるのは一次著作物の権利です。しかし、その著作物を元に別のクリエイターが制作したものは二次著作物になります。厳密には二次著作物の管理も必要になるでしょう。そうとう面倒だと思いますので、著作権譲渡はお勧めしておりません。
売れると揉める問題
キャラクターでも漫画でも売れなければ、著作権はたいした問題になりません。
しかし、売れてしまうと揉める可能性が高まります。
著作権は非常に複雑な権利で、管理も非常に複雑です。制作に関わった人たちの不満にならないように取り決めをすることで、クライアント様にご迷惑をかけないよう心がけております。
ごくまれに「権利を主張するなら発注しない」とおっしゃる人がいらっしゃいますが、著作権法は弊社の独自ルールではないので、どこにご依頼いただいても同じです。そして、揉めごとは起こるべくして起きます。
つまり、揉めると何事もうまくいかないので揉めないように取り決めしておこう。
儲かったらクリエイターも報われるようにしよう、ということでよろしいかと存じます。
企業からすればわずかな対価だと思います。クリエイターが経済活動へ参加するために必要な対価です。ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
その他、ご不明な点がございましたらお問い合わせ願います。