自社で広告出稿チャレンジ!
広告の漫画を描かせてもらっているので、自分たちも広告を出して実際にどの様な効果があるのかを体験しようということで、大阪市営地下鉄(現:大阪メトロ)淀屋橋駅に広告を出してみました!「お客さんの宣伝ばっかりで自社の宣伝をしないなんてダメだ。超零細企業だって認知度は上げていかねば!!」ということでレポートも兼ねて記事をアップします。
お金がなかったのでいろいろ試してみました
とはいえ、超零細企業ですから潤沢な広告予算があるわけでもなく、広告枠それぞれにいろんなパターンでポスターを描きました。まず、いろいろ試したことで、それぞれに違う反応があり一発勝負は避けられたのは良かったかなと思います。あまり言いたくないのですが、スベったと思われる企画もあったので、一部だけを解説します。
はじめまして!
おそらく多くの人は私たちの存在を知らないと思います。理由は創業17年目になるのですが、いまだに「へぇ~、こんな会社あるんだ。」というのが初対面の時の反応です。ごく希に「なんか知ってるかも…」と言われるくらいにはなりました。
広告を出したから次の日からすぐに問合せがあるとか言うことはなありませんが、ほんのわずかでも認知度を高める努力は必要だと思います。
駅にいる人に向けてお疲れ様編
淀屋橋駅の昇降客数は1日20万人ほどだったと思います。いろいろな人がいて、中には1日ツイてないと感じている人もいると思います。そんな人が広告を見て少しでも癒やされたら良いなぁと思いやってみました。
広告本来の目的とは違うのかもしれませんが、直接的な訴求が避けられる世の中で社会に必要とされる企業でありたいという願いを伝えてみました。ま、これと言った反応はありませんでしたが目に見えないことも大切だと思います。
レッツゴー地下鉄
「地下アイドル」ならぬ「地下鉄アイドル」は話題にならないかなと考えました。大阪、地下鉄と来たらアイドルより芸人さんの方が馴染むかも、ということで「レッツゴー地下鉄」という架空のキャラクターにしてみました。
「レツゴー三匹」って若い人はご存じないと思いますが、大阪では馴染み深いトリオ漫才師さんがモデルです。彼女たちは大阪各地のスーパーやデパートで営業活動をしていて、移動は地下鉄のみという設定です。デビューではこれと言った反響もなくダメかなと思ったのですが、2回目のネタでは少しだけ反響がありました。それが下の漫画です。
御堂筋線を利用している人にしかわからないと思いますが、中津駅止まりの電車をネタに駆け込み乗車防止の啓発漫画に仕上げてみました。彼女たちはこの日、千里セルシー広場のイベントに出演する予定でしたが、遅れていたので地下鉄に駆け込もうとします。ところが、その電車では千里中央まで行けなかったので、慌てなくて良かったねというオチです。
どうも、中津駅止まりが気になる人が多かったようで、その後ツイッターで紹介され1000リツイートほど拡散されていて嬉しかったのを覚えています。小さな広告スペースですが見てくれている人がいることを確認できた瞬間でした。
わかる、伝わる漫画広告を訴求!
漫画を広告に使うということの認知度も昔に比べると高まってきていると思います。同業他社も増えてきていますし、それだけ需要もあると思うのですが、まだまだご存じない人も多いというのが実感です。自己紹介で漫画家ですと伝えると「どの雑誌?」とか「漫画タイトルは?」とか質問されます。広告の漫画を描いてますと答えると、あまりピンときていない人が多い気がします。漫画の分かりやすさ、親しみやすさを訴求するということで、ちゃっんとした宣伝もやってみました。
反響はあったのか?
反響はありました。一番多かったのは広告代理店さんからの「ウチの媒体にも広告出しませんか?」というお問い合わせです。「ウチは広告漫画を制作しているので使ってみませんか?」と返すのですが、笑ってゴマかされるという…。私たちの力不足ですが、ちょっと残念な結果でした。(T_T)
しかし、見てくれている人は確実にいて、WEBと合わせて企画すれば数値の検証もできると思うので、また挑戦したいと考えています!( ^o^)ノ
ここ数年で広告漫画ますます身近な手段になっている一方で、漫画でPRを「いいね!」と思っても「相談できる人は身近にはいない」という声も耳にします。
漫画制作の依頼に不安を感じているあなたへ、私達にご相談いただければ解決いたします。
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